社会福祉士資格取得を目指す大学生さん、仕事の合間に勉強してきた社会人の方、
初めての受験の方、何度目かのチャレンジの方。
頑張って来られた全ての受験生にとにかく敬意を表したい。
もちろん残念ながら不合格だったあなたにも、心からお疲れ様と伝えたい。
不合格と知ってやるべきこと
頑張った自分を褒めつつ、結果を受け止める
社会福祉士国家試験は第1回~第36回(令和6年実施)まで行われているが、累計の合格率は29.5%である。
簡単に言えば10人のうち3人弱が合格、7人強が不合格になる試験だ。
不合格だったとしても自分だけが落ちこぼれだと悲観しないで欲しい。
社会福祉士国家試験を受験するために習得した知識はこれから現場において大いに役に立つことだろう。
しかし、あと1点が足りずに泣いたという場合でも、不合格は不合格。残酷だが仕方ないことだ。
不合格という結果を突き付けられ、なかなか受け入れることが出来ないかもしれないが、少しずつで良いから受け入れていくことが必要だ。そうでなければ一歩も先に進めない。
学校、勤務先、就職先への報告をする
不合格という事実を自身で受け止めるのもキツイが、それを人に報告するのもキツイ。
しかし、どうしても関係先に報告することは必要だ。忘れずにしておこう。
特に就職に際して、社会福祉士が必須となっている場合には、残念ながら内定取り消しや、違う部署での採用、臨時職員やパートとしての採用になるなど、影響が出ることもある。
辛いことかもしれないが、就職予定先に報告し今後を決めていこう。
来年も受験するかどうか考える
社会福祉士国家試験は、試験範囲も広く、制度改正などがあればせっかく覚えた知識もアップデート
せざるを得ない。特に社会人として働きながら勉強を続けていくことは大変だ。
来年も受験するのかしないか、大いに悩んで決めていかれると良いと思う。
受験するかどうか判断のためのヒント
来年も受験するかどうか、迷う人もいるかもしれない。
ここで筆者が考える、判断のためのヒントをいくつか示したい。
●自身はどこまで社会福祉士取得にこだわり(強い意志)があるか。
●1年間勉強を続けるなら新たにコストと時間がかかる。国家試験受験料だけでも2万円近くする。
●たいてい社会福祉士を取得しても給料が上がる訳ではない。
●社会福祉士ではなくても相談員という仕事ができる場合もある。
●社会福祉士になると就職したいところに就職できる可能性が高まる。
●国家資格を手に入れることで、客観的にも社会福祉の専門家という証が手に入る。
●筆者の友人には福祉の現場で働きながら10回目の試験で合格を勝ち取った者もいる。
他にもそれぞれ個人が思う判断基準があると思う。繰り返しだが、大いに悩んで受験するかしないか決定してほしい。そして既に来年も受験するぞ!合格するぞ!と決意している方は、さっそく勉強を始めよう。
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