社会福祉士 おすすめ参考書は中央法規さん -発行予定も確認‐

資格取得
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正直、どんなテキストも参考書も問題集も、ご自身が最後まで隅から隅までトコトンやるなら、どれでも良いとは思う。人によって見やすさ、やりやすさは違うだろうから。

ただ、筆者が「社会福祉士国家試験勉強の参考書のおすすめはどれ?」と聞かれたら、「中央法規さんから出ている(以下の)ものが一番良いです」と答える。

筆者と中央法規さんとの間に何ら特別な関係はないが、過去から現在にかけて、中央法規さんの書籍にずいぶんお世話になり、筆者が一方的に感謝しているだけだ。

もし国家試験の勉強を始めるにあたり、どの参考書を購入すべきか悩んでおられるのならば、以下を参考にしていただきたい。

※発行予定は、中央法規出版公式サイトから調べています(2024年4月1日時点の情報)

なぜ中央法規出版さんが良いのか

福祉系の学問を学んでいる人なら絶対知っている「中央法規」さん。

福祉、医療、看護、保育などの分野に強く、中央法規さんから出版されているテキストは多くの大学や学校でも採用されているのはご存じの通りだ。

「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」はもちろんのこと、保育士やケアマネージャーの試験対策用書籍も発行されている。

実際、社会福祉士国家試験合格者の多くが、この中央法規さんの書籍を使って合格しているのだ。
迷ったら中央法規出版さん。これで間違いない。

社会福祉士 おすすめ参考書は中央法規の4冊

『社会福祉士国家試験過去問解説集2025 第34-36回全問完全解説+第32回-第33回問題&解説』

まずは「社会福祉士国家試験過去問解説集2025 第34‐36回全問完全解説+第32回‐33回問題&解説」である。

やはり敵を知らずして戦いには望めない。もちろん過去問がそっくりそのまま試験に登場するわけではないが、とにかく一番先に知っておくべきなのは、社会福祉士国家試験がどのようなものかである。

過去問をやっていないと、ゴールが決まらないまま走り出すようなものだ。

時々、中央法規の過去問解説は難しすぎるとか詳しすぎるというコメントも見かけるが、やりすぎて悪いことは一つもない。そんな細かいことを・・・ではなく、そんな細かいことを詰めていくことが、自分の合格率を高めると思っていただくと良いだろう。

とりあえず過去問は何周か繰り返して傾向と対策を把握し、絶対必要な知識を取りこぼさないように対策していくこと。

手遅れになる前に!すぐに始めよう
2025年版は5月に発行されています
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『社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック2025(共通科目)』『社会福祉士国家試験受験ワークブック2025(専門科目)』

こちらの2冊も王道中の王道、
『社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック2025(共通科目)』
『社会福祉士国家試験受験ワークブック2025(専門科目)』だ。

精神保健福祉士との「共通科目編」と「専門科目編」の2冊に分かれている。テキストのような文章がメインなのだが、重要項目や一問一答も載せられている。

同じように、医療情報科学研究所の「社会福祉士国家試験のためのレビューブック」も人気があるが、中央法規のワークブックの方がより詳しい内容になっている。そして過去問集を中央法規にしたのであれば、ラインを揃えて中央法規のテキストを使う方が良い

デメリットと言えば、2冊に分かれていること、重たいことだろう。でも試験勉強にそんなこと言っていられる?

手遅れになる前に!すぐに始めよう!
2025年版は6月に発行されています
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『見て覚える!社会福祉士国試ナビ2025』

最後は『見て覚える!社会福祉士国試ナビ2025』。

これはどちらかと言えば、テキストや過去問集とは違って、資料集のような感じで使うと良い。とにかく図表やイラストが多い。本のタイトルとおり「見て覚える」作りになっている。

ワークブックは文章が中心になっているため、こちらの国試ナビの図表やイラストと一致させながら覚えていくと、ワークブックの内容がより具体的に視覚的に覚えられる。

デメリットを言うなら、この国試ナビだけでは合格は難しい。何かの補足で資料集として使うと効果的だ。

手遅れになる前に!すぐに始めよう!
2025年版は7月に発行されています
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注意してほしいこと

最初に申したとおり、筆者は中央法規さんのものを勧めるがもちろん強制ではない。あなたが他の書籍の方がよさそうだと判断すればそれで良い。

ただ「あっちの参考書もやった方がいいよね」、「こっちもやっておくかー」等と参考書をあれこれやるのはダメこれと決めたらトコトン、何度も何度もやり直す、見直す

筆者が合格した時もワークブックと過去問をやりつくした。他にも、3年ほど前に公認心理師も合格したが、その時も2冊(過去問集と暗記ものの多い参考書)だけをひたすら使った。

自分に合うと思った参考書をトコトンやる。そしてどれを買うか迷ったら中央法規出版。

筆者はあなたが良い書籍に巡り合い、試験勉強がぐんぐん進むことを心から願っている。

一人で無理なら

過去問や参考書を購入しても難しそう!時間がなくてどうしようもない!とか、そんな事情の方は通信講座の活用も考えてみても良いかもしれない。

多少、いや、ずいぶん出費はかさむが、とりあえず検討だけしてみたらいかがだろう。おすすめの通信講座についてはこちらの記事で取り上げている。良ければ参考にしてほしい。