筆者は転職魔である。もうそろそろ履歴書の職歴欄が書ききれなくなりそうだ。
筆者のことを良く分かってくれている人には、「別にいいんじゃない?」「次はどこ?」などと言われておしまい。私の生き方を理解してくれていて有難い。
そんな筆者なので、基本的に転職したい人はどんどんすればいいと思っている。だがしかし、その一方で転職をオススメしない人たちがいる。
筆者がなぜその人たちに転職をオススメしないのか、まとめてみたい。ずいぶん辛口であるため、読む気がしない方はここでお別れしよう。
転職をオススメしない人
新しい学びが苦手な人
職場が変われば、その職場なりの方法やルールが存在する。そういうことに柔軟に対応できなければ職場を変えることは困難だ。
また違う分野で働くとすれば、なおのこと、学び直しが必要なことが多々ある。新しい知識の吸収や学び直しについて消極的な人も転職は困難だ。
また30代に入っていて、且つ社会福祉士として何かしら働いたことがある人の場合、新しい職場で、1から10まで懇切丁寧に教えてもらえるとは思わない方が良い。
採用側も実務経験者(=即戦力)として雇っている訳で、こちらも甘えていてはいけない。「ある程度実務ができる人」という前提であることを忘れず、自分自身が努力する他ない。
極度に人見知りな人
日々、社会福祉士として人に接していても、もともとが人見知りだという人もいるだろう。
多くの場合、経験を重ねる中でその苦手な部分も払拭されているのだろうが、それでも新しい環境、新しい人の中に入っていくのが辛いという人も居るだろう。
新しい環境、新しい人間関係それ自体が極度のストレスになるのであれば、転職は辛いかもしれない。
履歴書を気にする人
転職の回数を気にする人は、いくら嫌でも辛くても今の職場で続けるか、自身が社長になるしかないと思う。
本人自身が転職の回数を引け目に感じているなら、例えば採用面接でもその引け目が言動に表れてしまうものだ。何となく言い訳がましかったり、自信がないように見えたりする。
筆者は転職魔だ。筆者の履歴書を見て「この人は転職回数が多いから採用は辞めておこう」という会社組織もあるだろうが、筆者はそれで良いと思っている。
この転職回数に何ら引け目はないし、転職したことがない人にはない考えや物の捉え方もある。転職回数が理由で採用されないとしても、それはもう『価値観の違い』としか感じない。
筆者ほどのツワモノにならなくとも、自身が転職に対して良いイメージを持てないのであれば、そもそも転職なんてしないほうが良いだろう。
(番外編)辞める辞める詐欺師
毎日毎日仕事の愚痴を言い、もう辞める、もう辞める…と言う人がいる。しかし辞めないのだ。
家族を養わねばならない事情で、辞めたくとも辞められないという人がいる。辞めたい気持ちは満載だが、自分の夢や目標のため、現在の職場で何とか踏ん張りたい人がいる。
そういう事情は理解できる。しかしそんな人たちは覚悟があるからか、愚痴を言わない。
一方で辞める辞めると言っても、結局は辞める勇気や決意がないだけで、漫然と続けているだけの人がいる。その分愚痴をばらまくのがお得意だ。そういう辞める辞める詐欺は勘弁してほしい。
時に愚痴るのもいいが、人様の迷惑にならない程度に収めてほしいものだ。
最後は自分
これまで筆者の個人的な意見を記してきた。そして転職に関しては個々人それぞれの考え方があるだろう。
ただ結局は自分自身。自分がどうしたいか、あなたがどうしたいか。もし何か失敗することがあっても、自分で決めたことなら仕方ない。
簡単に転職しろとは言わないが、ぜひ自分の感覚や考えを一番に据えて決断してほしい。